FIREはどんな人に向いているのか、実践方法・特徴を紹介

FIRE‗アイキャッチ 季節のトピックス

こんにちわ、ま~ごです。

今日はFIREについて紹介します。

FIREとは、Financial Independence, Retire Earlyの略です。

経済的に自立し、早期退職を目指す人が、最近増えているそうです。

そこで、FIREはどんな人に向いているのか、その方法と流行っている理由を紹介します。

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そもそもFIREって何?

ということで、FIRE自体をもう少し詳しく紹介します。

ここ数年の間に、欧米の20~30代の間で流行しているようです。

若者のリタイアって、そんなに無理して沢山貯金してるのかなって考えてしまいがちですが、そんなことなくて、若くても年老いても誰もが目指すことのできる概念として注目されているんだとか。

毎年の生活費を賄えるような貯蓄と倹約を意識しながら、退職後も投資の収益を得ることで経済的自立を目指します。

若い時の貴重な時間を労働ではなく、自身の豊かな人生にあて、その為に人生設計を行い、模索しながら自分で作り上げていくという認識をもち、マイホームやマイカーに強い憧れは持っていないようです。

ミニマリストと少し似ている感じがしますね。

FIREの方法

そうはいっても、現状の生活のままいきなり仕事をやめて、投資を始めて、節約をしても元手が少ないので生活が破綻してしまいます。

FIREを始めるためには、ある程度の資産を準備する必要があります。

目安は、自身の年間に使用する金額の25倍の金額

この25倍は、年齢にかかわらず共通の指標となっています。

25年分の貯えではなく、あくまで投資用の元本です。

例として・・・

総務省による家計調査(2020年10月~12月期平均)による消費支出(総世帯)は、1世帯当たり月額244,593円で、年間にすると2,935,116円の為、これを25倍すると、約7340万円となります。

老後2000万円問題というニュースも上がっているくらいなのに。7千万円ってとてもじゃないけど無理な感じがしますよね・・・。

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4%ルールで考える

7千万円の資産の準備が難しい場合、次に考えたいポイントが4パーセントルールです。

投資元金に対して、リスクを抑えつつ、極めて安定的に得られる収益が4%となることから、年間の生活費を4%以内に抑えることで、理論上は運用収益だけで生活できる状態になることをさします。

この理論には続きがあって、アメリカの株式市場がこれまで年間平均7%の成長率を続けてきたこと、そこからインフレ率が3%であることを考慮し、差し引き4%という理論上の基準となっているようです。

FIREの目標金額も、生活費を投資元本のうち4%にするために、いくらの投資元本があればいいのか、投資元本(100%)÷支出(4%)」の計算が根拠となっています。

日本のインフレ率はアメリカに比べ低水準であり、米国市場への投資もできるため年利は7%そのままで、インフレ率を5%あるいは6%として計算すると、資金目安は、年間支出の17~20倍で考えた場合、49,896,972円~58,702,320円となり、約5千万~6千万程になります。

なかなか難しい話になってきましたね・・・。

会社で退職金の運用をやったことはありますが、本格的な投資はしたことがないので自分で調べていても、ややちんぷんかんぷんになってきました。

ただ、働かずに自分のやりたいことに時間を割く生活には、とても憧れます。

(※)インフレ率はあくまでも仮定なので、為替変動リスクはあります。

FIREの特徴

経済的自立の為に、裕福になることが目的ではなく、あくまでも豊かな人生を楽しむことが目標となっています。

人生の豊かさの定義はひとそれぞれですが、必ず何が何でも1億円を5年間で貯めるといった凝り固まった目標が設定されているわけではありません。

経済的自立の広い意味として、副業をしながら収入を得る「サイドFIRE]や週に1~2日短時間働く「バリスタFIRE」など、色んなFIRE実践者がいるそうです。

先日テレビで見たFIRE暮らしの方は、日に1~2本映画を見て、筋トレしたり、サイクリングに出かけたり、気が向いたらウーバーイーツをして過ごしていました。

また、住まいを郊外や地方に変えることで、投資収益をだしつつ、居住コストを下げて生活している人もいるようです。

柔軟に支出や収入の調整を行う必要があると言えますね。

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副業も視野に入れて考えてみる

先ほど算出した投資元本は下げて、約5千万程でした。

あまり現実的ではないですよね・・・。

そこで、サイドFIRE]や「バリスタFIRE」のように、収益以外の収入を加味して計算すると、月の支出244,593円から仮に副業の収入10万円を引き、年間支出の17倍を目標とすると、目標額は29,496,972円(約3千万円)となり、副業の収入をさらに増やすと目標額もさらに下げることができます。

この金額なら、手が届きそうな気がしてきましたね。

手が届くとは言いつつも、短期間での貯蓄は・・・かなりの強い意志で節約が必要ですよね。

FIREでは、目標投資額の貯蓄について「住居費・交通費・食費など」の倹約が推奨されています。

しかし、過度に節約して支出を切り詰めるよりも、収入を増やすために早い時期からできるだけ多くのお金を投資に回すことの方が重要となっています。

インデックスファンドに投資し、できるだけ投資収益には手を付けない事が推奨されているようです。

最後に

今回紹介した内容が、FIREのすべてではありません。

FIRE実践者のコミュニティも存在するようです。

Googleであれば、海外サイトの閲覧も日本に翻訳して表示してくれるので英語が読めなくても何となく内容は理解できますよ。

※何となくというのは、自動翻訳なので文章がややいびつに表示されたりします。

投資による資産形成のため、得をする時もあれば損をする時もありますので、しっかりと調べて、自身で納得した資産形成をすることをおすすめします。

FIREで早期退職、いつまでも会社に縛られた生活をしたくない、若いうちに世界1周したい、両親が生きているうちに沢山親孝行したいなんて考えている人には、とってもいい生き方なのかなと思いました。

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